DNA検査の結果 Living DNA
こんにちは、天狗代表です。
みなさま元気に過ごしていますか?暑いですね。暑すぎますね。困りましたね。
先日お話したDNA検査の話です。
今日はその検査結果をご報告。
それまでの過程は過去のブログでチェックしてね
DNA検査を行なっている企業数社の比較↓↓↓
検査キットを頼んでから発送するまでの流れ(LivingDNAの場合)↓↓↓
度々になりますが、LivingDNAというサイトで検査をお願いしました。
検査内容は「自分のルーツに関わるもの」コースです。
「完璧な祖先のルーツ」みたいな名前のコースです。
内容は下記の3つ、詳しく説明します。
A.自分の祖先が最近居たであろうエリア
こちらは正直アジア人にとってはあまり意味のない診断になるかと思います。
だって日本人ってだいたい遡ればアジア圏で生活していたに決まっています。
移民が多い国だったり人種間の移動が多い国の人が気にすることですね。
ヨーロッパとかアメリカとかがいいと思います。
B.母方の祖先
ざっくりですが母親から受け継がれるミトコンドリアDNAを調べると母親のルーツがわかるようです。
C.父方の祖先
ざっくりですが父親から受け継がれるY染色体を調べるとそのルーツがわかるらしいです。
そしてこの母方、父方のルーツそれぞれに「ハプログループ」というグループがあります。
ハプログループとは
人類は猿から人間になった後、アフリカ大陸を出発し地球上に広く分布していきます。
この広がっていく過程で9〜10個のグループに別れて進化をしていきます。
そのグループをY染色体やミトコンドリアDNAを調べることによって解析できるのです。
つまり私は母方、父方のハプログループを知りました。
というわけで私のDNA検査の結果をご報告するわけですが
今更ですが、検査結果が詳しくなればなるほど
「これって個人情報より大事な情報なんじゃね?丸裸にされちゃうわ」
と思ったので一部抜粋の方法で公開したいと思います。
まずは
A.自分の祖先がここ最近居たであろうエリア
めっちゃざっくりした話ですがもちろん日本と韓国のあたり。
表記の仕方的には日本と韓国が100%と言われました。
まぁ日本人だしそりゃそうだよね
さて話を戻します。
次は母と父のルーツについて
母方の祖先
ハプログループは「D」グループ。
Dの中にも細かいグループ分けがありますが省略します。
このDグループは下記の図のようなルートを通って広がっています。
人類がアフリカ大陸を旅立ったのちインド側を通って東アジアに入ったり
中国大陸を通ってロシア、アラスカから最終的に南アメリカ大陸まで旅しているのがDグループになります。
そういやアラスカ、アメリカ、メキシコ、ブラジルなどの先住民って結構アジア人に近い顔してる部族が多いから親近感あったんですよね。
こうゆう経緯なんですね。
先ほども言ったようにDグループにも「D-1」とか「D-6-a」とか種類があります。
その種類によってDの中でもどこらへんで広がったグループなのかがわかります。
父方の祖先
ハプログループは「O」グループ。
こちらのOグループも分類がいくつかありその分類によってどの時代、どのエリアに多くいたのかがわかります。
アフリカを出発したのち中国大陸の中心をくねくね移動しています。
このグループは後ほど説明しますがここから広範囲に広がっています。
さてこんなハプログループを持つ私のDNAですが
ここからが面白い(と思う)
このLivingDNAのサイトではガバレッジマップという情報が公開されています。
他のサイトではどんな名称なのかわかりませんが
「そのハプログループが現在どの地域にどれくらいいるのか」という情報です。多分。
なんか私自身もふわふわしてるんですが
国名やエリア名に何%いるかという表記になります。
例えば母方のDグループは日本には〇〇%いる。
つまり日本の〇〇%はDグループの人。
ということだと思います。
つまりベトナムは〇〇%なので自分とベトナムの人は似ている人が〇〇%いる。
ということ。
それと民族移動のルートをたどると自分のルーツがわかる。
ということですね。
母方 Dグループ
こちらのハプログループは%の割合が低く一番高い数値でも11%です。
特徴的なものを抜粋
・オロケン11.4%
オロケンは中国でも公式に認められた少数民族のひとつで、人口は8000人程。
場所は中国とロシアの境目に住んでいるようです。
このオロケンがDグループの中では一番高い数字を出しています。
(Googlemapによるとオロチェンと入力すると自治区が出てきます。)
・ダウル8.9%
調べても全然情報が出てこないのでこちらも少数民族の可能性が高いかも知れません。
オロケンと近い場所にいるようです。
これ以降は10%以下の数値の国、エリアですのでオロケン、ダウルがDグループが多く残る値域なのでしょう。
・日本4.8%
日本の割合はとても少ないですね。
他の興味深いエリアは
・アイヌ3.9%
・クルド3.9%
・ウズベキスタン2.3%
アイヌは北海道のエリアですのでそのあたりにも少し分布
クルド、ウズベキスタンなどの中央アジアもわずかですが入ってます。
父方 Oグループ
こちらのハプログループは結構極端な%を出してきます。
・台湾100%
どうゆうこと!?って自分でも思ってます。
なに100%って、そんなことある?
理解力がないのかなんかピンとこないんですけど
こうなると台湾の父方は全部ハプログループOのルートからきた人。ってことになります。
軽くWik見ましたけど台湾は16世紀頃まで他の地域の人(オランダとか大航海時代にぶいぶい言わせてた人たち)から発見されずに暮らしていたみたい。
でもその後は中国統治時代などがあって結局は中国文化の強い国になったし原住民?と言われる人はまだいるのか?
なんかここらへんは台湾の歴史も調べないとわからない話ですね。
話を戻すとその他には
・中国、朝鮮系、フィリピン周辺、その辺り島々等は70~80%前後を叩き出してます。
・日本は30%です。
先ほどの地図をみるとわかるのですがOグループは中国大陸の中心くらいで止まってます、
ですがそこから様々なグループで別れて行きます。(これはOグループの中でもO-1とかO-P123とか派生グループの話)
中でも私がとても心引かれたのは、オーストロネシア系民族です。
この民族は中国大陸から台湾を渡りフィリピン、インドネシア、パプアニューギニアなどの島々に広がって行った民族です。
グループは
「OーP201」中国大陸→台湾→沖縄から日本に入る
「O-1a」中国大陸→台湾→フィリピンなどの島々に広がる
気になる方は調べてください。
彼らは非常に高い航海技術を持っていたとされます。
日本にも入ってきていますし、一番遠いところはアフリカ大陸のすぐ横にあるマダガスカルまで行っているそうです。(すごい!)
この周辺の島は他のグループからの参入もあると思いますが私のDNAにもこの辺りが入っていることがとても嬉しく思います。
・トンガ59%
・サモア36%
・マダガスカル34%
母方のグループと似ていて若干ですが中央アジアも入っています。
・ウズベキスタン
・カザフスタン
・キルギス
この辺りも数%入っています。
てなわけで私としましては
オーストロネシアが色濃く入っていることがとても興味深い結果になりました。
だって「モアナと伝説の海」大好きだから。こっちの文化とか人に親近感を持っているから。
それとマダガスカル。彼らがマダガスカルまで航海をしていたことにも驚きですし同じDNAが流れていることにも驚きです。
なんたって私は10年以上マダガスカルに行きたいと思っているから。
なんやかんや行けてないのは自分の問題ですが、かれこれ10年は夢に見続けているマダガスカル。30才までに行こう。今年行こうと思ってたのにこんな状況ですし。う〜ん。
DNA検査の結果が出てマダガスカルと繋がりを感じれたからなおかつマダガスカルが近くなっているような気がするのに現状は何も進められない。
いつか必ず。
てなわけで皆さんなんか参考になりましたか?
自分のルーツを調べるのは楽しいですよ。
ぜひLivingDNAを使って(他のサイトでももちろんおk)自分のこと調べてみてはどうですか?
祖先だけではなく健康チェックみたいな項目もありますのでぜひ。
おつかれさまでした。りせっとぼたんをおしながら でんげんをおきりください
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