ある種、夢が叶うということ 大人ってすごい

代表です。

昨日は新潟ボードゲーム会ポラリスさんのポラリス感謝祭にて


「F-RPG」


というイベントをやってきました。

FRPGとは何か?というお話は前回のブログをご覧いただければと思います。



FRPGについて真剣に話す代表の巻
http://tenguzima.blogspot.com/2018/12/frpg.html
天狗商店ブログ 天狗島

まぁつまりは体験型のRPGゲームです。

当日は内野まちづくりセンターのホールにこんな感じで町を作ってプレイしてもらいました。

1日二回公演というハードスケジュールでしたがスタッフの皆さんが頑張ってくれたおかげで大成功となりました。
1公演定員30名。
第二公演の販売数が少し伸び悩んでいましたが結果的にどちらも満員。
理想の形でイベントができました。
参加者ならびにスタッフの方、誠にありがとうございます。


2018/12/16 F-RPG 内野まちづくりセンターホールにて









さてさて少しTwitterにも書きましたが、

この企画はある種、私の夢が叶ったということなのです。


ある種というのはある意味ということでもあります。
ある意味この企画は私の夢だった、私の夢のような企画だった。
と言えます。

何を隠そうこのイベントを西部の町というテーマにした張本人がこの私です。

「西部と私の前世説」を唱えているのも私でございます。
※詳しくは前回のブログをご覧ください。


企画スタートから本番まで約3ヶ月。
最初はゆるゆる企画や準備をしていましたが後半になればなるほど焦り出すもので
私の夢が叶うなんて発想はイベントが終わるまで考えもしなかったです。

しかし、いざイベントが終わってみると「はて?」


「これは私の夢のひとつが叶ったのではないか」と思うようになりました。


なぜならそもそもその夢は実現不可能だったからです。



様々な映画やゲームからクラシックアメリカに憧れる私。

そもそもアメリカでなくとも過去というものに憧れを抱いております。

昔の新潟、江戸、ローマ、ポリネシア、インカ、アステカ、エジプト、縄文、恐竜。。。
様々なに憧れています。

なぜってそれはその時代には絶対に戻れないから。

タイムマシンができない限り戻る事は不可能です。

しかも理論的にタイムマシンは実現不可能と言われています。


不可能な事に憧れを抱いて

「いつか過去に戻って恐竜をみるんだ!」
「いつか過去のエジプトに行ってピラミッドの建設をみるんだ!」

これを夢とは言いません。
これは憧れや想いであり、叶えられない事を夢とは言いません。

しかしその憧れが夢に変わり、気づいたら叶っていました。




実現不可能な夢は自分で作り上げる事で実現可能になるのだと気づきました。

そしてその憧れが夢になり勝手に叶うのです。(自分で勝手に作っちゃうから)


自分で作り上げる事で擬似的に叶う。いえ、「叶わせる」という表現の方がしっくり来ます。

「叶わせる」というのは、過去に戻らない限り叶わせる方法がないからです。

自分で叶わせない限り叶わないのが過去への憧れ。








そして、その叶うという事に欠かせないのが人でした。









そんなわけで、本番一週間前。
リハーサルも終わり、スタッフに当日のイメージを連絡し、服装についても話をしました。
イメージ写真を送り、なんとなくこんな感じで各々持っている範囲でいいのでお願いします。予算がないので無理して自腹で買わなくて大丈夫です。と

すると不思議なことに皆さん本番が近くなればなるほど服装について真剣に考え出します。

私が一応最終確認で服装が決まっている人は写真か文章でお知らせいただけると助かります。と言うとみんなのりのりで「私はこんな服装です」と言い始めます。

私はラフなウエスタン系の服とガチガチのウエスタン系の服両方を持っており(私服やステージ衣装として)当日どっちかな〜みんなラフだから俺だけガチガチでも浮くしなぁ〜なんて思ってました。

そしたらあれよあれよとみんな気合の入った服を探し出します。


テンガロンハット探しの旅に出るもの

インディアンの服探しの旅にアマゾンに出発するもの(ネットサーフィン)

そもそもウエスタンな服を持っている強者。

どこから出したのかライフルを持っている謎の奴。

重厚なモデルガンを持ち出すもの。

ハットを探すためだけにアマゾン奥地に向かうもの(ネットサーフィン)

様々です。


そんな人が沢山いるもんだから私はもうガチガチの服で行くしかなくなり、そうなると店長が農民みたいな服装になるからそれだけは避けなくてはならない!となりました。


当日、設営が終わり、みんな着替えて写真撮影開始。

もうみんなそれぞれが好きなウエスタンっぽい格好をしています。

これが大事でした。


実際ホールを使っているわけですが町を再現していると行っても机に木の棒をくっつけて看板(紙の)をつけてってしてるのでまぁ安っぽいんですよね。

これだけでは確実に没入感を得る事はできませんでした。

しかし、町を高いクオリティで再現しだすとそれはもうディ○ニーランドです。

そうなると金額も鬼のように跳ね上がります。





鬼が跳ね上がるってどんなでしょう?うれしくて鬼が跳ね上がる。

そもそも鬼は跳ね上がるものなのか?

跳躍力?

あるのかな?

跳躍力より腕力タイプだと思う。



















、、、そんなわけで「ディズニー○ンドになれない私たち」はなんとかそこまでモチベーションを持っていくために自分たちに投資をし始めたんですね。

○ィズニーランドは建物やスタッフのクオリティが高いから

我々は自分で自分の服装をウエスタンに持って行って気持ちをあげる。
今回お客さん側ではなくスタッフ側の我々は、言い方は悪いですがスタッフさえよければモチベーションはあがります。


私が特になにも言わなくても当日になったら各々買ったり探して持参したりしてました。


当日は
「すごいいいねそれ」
「アマゾンで安かったから買ったんです〜」
「めちゃんこかわいいね」
「母さんのエプロンなの〜」
とか、そんな会話が繰り広げられていました。

それぞれがそれぞれのクオリティを自ら上げてくれたおかげで私自身の没入感が段違いでした。

そんな没入感があったからこその「夢を叶わせる事ができた」のです。

















最後になりますが、私はフリーでデザイナーをやっています。
一応デザイナーというわけですからデザインに関わる事は全て気にかけてこのイベントをしていたつもりです。

でも時間の関係や予算の関係、人材の問題などで私の手が届かないところが沢山あったと思います。
その中で一番気にかかっていた事が先ほど話にでた服装でした。

みんなの服を用意する予算はないし全員のファッションチェックをしてから本番に臨む時間はありません。



ですが結果的にスタッフ各々の判断に任せて正解でした。
私が関与しすぎなくても成立したのです。

むしろ関与しなくても成立したのです。


この事に非常に驚いております。

私が関わらなくても成立するということは各々がモチベーション高く考えているということです。
そしてみんながみんなのモチベーションを上げてるのがわかりました。

モチベーションの1人だちです。

もうモチベーションは支えがなくても歩いていけます。




お父さん安心!

















てなわけで放っておいても勝手にやってくれる。
むしろ2投げると、6にして返してくれる大人達(スタッフ)のクオリティって凄いって思いました。

服装だけに止まらず、準備の時も驚き続けていました。

最初に設営の話をして、これをこうしてください。って言うと私が思っていた以上にやってくれるし、みんな勝手に空気を読んで手伝ったり。

なんか私は全体の2割くらいを指示出すと大人達(スタッフ)が6〜8割くらいまで自分で考えて作ってくれる。

もうなんか凄い事だなと。
大人だから当たり前、社会人だから当たり前みたいなお話もありますが
そんな当たり前な事にとても感謝をしながら準備していました。

みなさん本当にありがとう。




スタッフのクオリティが高いから夢がどうのとか言ってましたが
もちろん参加者の方にも感謝しております。
二回公演で入場者2人とかだったらこんな感情になってないでしょうからね。


本当にありがとうございました。





おつかれさまでした。りせっとぼたんをおしながら でんげんをおきりください









































番外編


最後の最後に我々は結局大人の文化祭をしたのだなと



真面目な文章ばかりを書いていたらふざけた事を言える雰囲気じゃなくなって結局もれちゃった。。。



結局人間は文化祭をしたいのです。

むしろ将来に文化祭とか体育祭という名のイベントを仕事と称してしたいが為に我々は少年少女時代を過ごしているのではないのでしょうか。

学生時代文化祭に積極的に参加した人も、積極的に参加している人間を積極的に見ていた人も、特に関わらなかった人も

全員が自分なりの文化祭を見つけながら仕事したり趣味したりしてるのではないでしょうか?












あともう一個聞きたい、

女の子ってのはあのなんか腰に巻くコルセットみたいなやつをみんなもっているのか?

ウエスタンっぽいけどそれ以外で着る時はあるのか?

ないと思うんだけどみんな当たり前みたいに着てたし

特にそれ珍しいね〜なんて話してなかったから当たり前?
靴下と同等くらいのテンションだったけど当たり前なのか?

男の子で言う所のなんだろ?

タンクトップ?

そこが謎で謎でしょうがない!

ではでは皆さんお疲れ様でした!!!

なんだかんだ真面目に書いたけど楽しかったよ!

『大人による大人の為のコスプレ文化祭』

お疲れ様でした!

最高でした!!!




これでほんとうにおつかれさまでした。
りせっとぼたんをおしながら でんげんをおきりください

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